初投稿です。初投稿でこんなことを書くのも考えものですが、現状のFOOTISTAの改善点を、私なりの見解から挙げていきたいと思います。
①フォーメーションごとの差別化が曖昧
現状では5バックが非常に人気ですが、その理由としては「5バックにはデメリットが殆どない」ことだと思ってます。
通常5バックは非常に強固な守備ブロックを形成できる代わりに、前線からのプレスをかけることが難しく、どうしても重心が低くなってしまう。ひいてはボールを保持して攻めることが難しいというデメリットがあります。
ただにも関わらずFOOTISTAの5バックでは中盤にガシガシプレスはかかりますし、ロングボールが余りにも繋がりやすい仕様なので、ポゼッション率も低下しにくい。
また数的不利でもクリロナやマンジュキッチの単独突破が可能であることも影響して、比較的点を取るのが難しくない。
にも関わらず長所である「強固な守備ブロック」はしっかり反映されているので、デメリットが存在しないのです。
FOOTISTAではWCCFに比べ試合時間を長くすることで、「一点の重み」を軽減したとアナウンスがありましたが、その結果として、数的不利な状況でも得点を決めることが容易になったことはサッカーゲーム、取り分け実在の選手を起用して、ある程度の「リアル」を求める上ではあり得ません。
これを「ゲームだから」で許容するのであれば、4バックの弱点である「カウンターに弱い」
3バックの弱点である「CB横のスペース」も無くすべきです。このデメリットはしっかりと反映されてます。
もちろん5バックを否定をしているわけではありません。守備陣を増やし失点を防ぐというのも立派な駆け引きです。ただ余りにも享受出来るメリットが大きすぎる現状の5バックは、修正すべき点だと思います。
②前線奪取が起きすぎる
2つめはこれ。前線奪取です。
どこの世界にキックオフを受け取った選手がパスをして、そのパスの受け手が奪取の餌食になるサッカーがあるのでしょうか。
WCCFでもそうでしたが、基本的に「バックパス」の概念がない仕様なので、前や横にパスコースがない状況でプレスを掛けられると、簡単に奪われてしまうんですよね。
しかもメッシやクリロナなど、守備力や守備意識に関しては皆無と言って良い選手でも積極的にプレスをして、奪取を行うので、WCCFの時よりもメッシやクリロナは超人になってます。
WCCFの時になこんなに前線奪取は起きませんでしたし、メッシやクリロナはプレスボタンを点灯させても殆ど守備をしませんでした。
何故、かつて出来ていたことが出来なくなっているのでしょう?
これではショートパスはリスクが大きすぎます。せめてビルドアップの段階でのバックパスの概念をもっと強くAIに持たせるか、前線奪取の成功率を極めて低くしないと、サッカーとして破綻してます。
特にゴール前での前線奪取は何なのでしょう?
DFがボールをカットしても、FWの体制を立て直す方が早くそのまま奪い返してシュート。そしてゴール。
もちろん私もその恩恵に預かったことはありますが…。
③直接FK、CKの成功率
これはもう単純に決まりすぎです。
まずは直接FK。もちろんメッシやピアニッチ、クリロナが直接FKが得意ということは否定しませんし、全く決まらないというのはおかしな話です。
ですが、10本打ったら8本くらいの確率で決まるのはやり過ぎです。
これだと「ペナルティエリア付近でのファール=失点」という感覚になります。
WCCFの時も直接FK=失点という要素はあったと思いますが、その代わりファール自体が多くなく、直接FKの機会が少なかったという背景がありました。
だからバランスは取れてたのですが、今は普通にエリア付近でのファールも起きますし、もう少し成功率は考え直すべきなのではないかと思います。
次にCK。これも決まりすぎです。
これも直接FKと同様にもう少しバランスを考えないといけません。
特にCKは守備側もしっかり相手にマークについて、組織的に守ってる訳です。なので高確率で得点に繋がるということは、普通は考えにくいことなはずです。
またGKがシュートを弾きすぎるという問題もありますので、こちらがしっかり守っていても苦し紛れのシュートを打たれればそれがCKになり、そして失点してしまう。
①のフォーメーションの欄で「一点の重みを減らした」という部分に触れましたが、現状を踏まえると個人的には単純に「守備を軽くした」「守備を軽視した」というだけに思ってます。
そしてそれは次の項目にも表れてます。
④不用意なスライディング
これですね。どうしてこんなにもスライディングが頻発するのでしょう。
もちろんスピードに乗ったドリブラーにおいていかれそうになってギャンブルのスライディングをするというのなら分かります。
でもまだスライディングしなくても追い付ける、頑張って付いて行けば良いという段階でも平気でスライディングをするので、無駄に相手にスペースを供給してしまいます。
中盤の選手があんなにスライディングを頻発しますかね?
自分の後ろには誰もいない状況で、CBがあんなに簡単にスライディングします?
あまりにも守備が軽すぎます。「一点の重みを減らす」ことは守備を軽くすることではありません。それを履き違えてます。それがマンジュキッチをマラドーナにしてる理由でしょう。
試合時間が長くなり、仮に失点しても采配や駆け引きで取り返せる機会が増えたというのは素晴らしいことだと思います。
でもその失点があまりにも現実とはかけ離れた理不尽な形だと、興ざめです。
もしSEGAさんが「ゲームだから」と言うのであれば、もうぐうの音も出ませんが、それなら第2段の前倒しの理由にもなった「偏った選手」「偏ったフォーメーション」になることも受け入れてください。
長くなりました。
まだまだ改善点が多いと思いますが、言い換えればより良いゲームになれる余地もあると思います。
これからの改善と成長に期待したいと思います!